「黒子のバスケ」脅迫事件に関する容疑者が逮捕


黒子のバスケ脅迫:大阪の男を逮捕 威力業務妨害容疑 – 毎日新聞
黒子のバスケ脅迫:36歳容疑者「負けました」身柄確保に – 毎日新聞
「黒子のバスケ」事件、36歳男逮捕 威力業務妨害容疑:朝日新聞デジタル

昨日(12月15日)、一連の脅迫事件に関する容疑者が逮捕されました。今後 の事件の全容解明を願っております。なお、コミックマーケット85は、 12月29日~12月31日に粛々と開催いたします。

まずは本当に。
本当に犯人が捕まって良かったです。

去年の第3回拡大集会の時で、「黒子のバスケ」本を頒布出来ないと、
三代表が無念そうに語っていたこと。
冬コミの現場でサークルが頒布出来ない無念の様子を見ていたので。
繰り返す形になりますが、本当に犯人が捕まって良かったです。

おそらく便乗犯もいると思うので、
全ての脅迫状の送り元がこの容疑者とは思えませんし、
まだ判決どころか、起訴すらされていないので、
安心にはまだ早いかもしれませんが…。

この事件で、「個人でも気に食わない同人誌即売会やイベントは脅迫状で潰せる」
そういう悪例を作ってしまった意味でも、本当に重い事件だと再認識しました。

それにしても、捜査1課が捜査していたり、
(上智大学の硫化水素の件が、殺人未遂と判断されたのだろうか)
防犯カメラ画像の解析などから最近になって捜査線上に犯人が星が上がっていたり、
今回の件については警察は仕事をしていたのですね。

…そもそも操作情報は機密なので、犯人が捕まるまで報道されないから、
仕事をしているのかどうかすら分からないのですが

・全く!警察は一体何をしているんだ!

・実は仕事をしていたでござるの巻

なんてことは割とよくある話とはいえ、実際に起きると驚くよね…。

所持していたリュックサックには、今月末に都内で開催予定の高校のバスケットボール大会や「コミックマーケット」と呼ばれるイベント主催者などに対し、開催中止を求める脅迫文など約20通が入っていたという。

って、結構ヤバいことになっていたのか。
冬コミ開催まで時間がないわけですし、会場の東京ビッグサイトと相談する暇もないまま、
再び「黒子のバスケ」本が頒布できないなんて悪夢が再現されていたかも…。
と、恐ろしい想像をしてしまいます。
ほんと、ギリギリのタイミングだったんですね…。

それにしても、犯人の今後の処遇が気になります。
もちろん刑事の方も情状酌量の処置なしで裁かれるか、
精神状態がどうこうとかで、無罪もしくは無罪に近い判決になるか。
(精神状態と実際の行動、どちらで判断するのか…)

民事で一生かかっても払えない賠償金を背負わせて
同じことをするバカが現れないような前例を作ってはおきたいのですが、
支払い能力も考慮されるから、難しいかも…。
と、民事では弱気になったりします。
ジャンプフェスタの件で集英社が訴訟を起こせば、
億は下らないと思うのですが…>賠償金

黒バス脅迫事件容疑者逮捕-今日の言わせれ

脅迫によって損害を受けた企業・団体が損害賠償を請求したとして、
犯人側に支払い能力がなくても、
「破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権」
は免責はされないそうです。(破産法第二百五十三条一項二号)
脅迫はまさに「悪意で加えた不法行為」ですからこれが適用されます。

一応、この件では自己破産は出来ないみたいです。
法律の穴ってのはそう簡単にはないのかもしれません。


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