さよなら絶望放送 第162回
プロ野球ドラフト会議が行われました。
今年もプロの門を叩く者が現れる一方で、密かにユニホームを脱いでいく者がいるわけで。
新たにプロ入りする選手をうれしく思いながら、プロを去っていく選手を寂しく思うわけで。
プロの世界はまさに諸行無常だなぁと実感する今日この頃です。
■さよなら絶望放送第162回
ボルガ博士、お許し下さい!
まさか絶望放送でチャー研こと、「チャージマン研!」の話題が聞けるとは。
「チャージマン研!」がどんな番組かというと、神谷浩史さんの言葉を借りるならば、
自分の中の正しさみたいなのがマッハで揺らいでいくもの
代表的なエピソードといえば、前述のボルガ博士が出てくる「頭の中にダイナマイト」。
ジュラル星人によって頭部に爆弾を仕掛けられたボルガ博士に対して、
上述のの謝罪を述べながら彼をミサイル代わりにして敵宇宙船に投下するという
正義の味方とは思えない行為。
そして罪の無い博士を何とかして助けようという素振りすら見せず、
逆に「もはや貴方は人間ではない、爆弾だ!」言い放つ鬼畜研。
一応、正義の味方だろ、おまえ
そんな、正義ってなんなんだろうと啓蒙する我らが「チャー研」。
1970年代前半に放送された作品ということもあり、
現代では考えられないおおらかさを持った作品でもあります。
その代表例が第16話「殺人レコード 恐怖のメロディー」。
何のよどみもなく、「よくもあんなキチガイレコードを!」
と叫ぶ研は、言葉狩りがなかった古き良き時代の象徴とも言えます。
その他にもみなし子センター(この時点で時代を感じる)の子供たちのことを
「可哀想なお友達が大勢いるんDA」と言い放ったナレーションや、
タイトルだけでヤバさ満載の「恐怖!精神病院」
再び神谷浩史さんの言葉を借りるならば手元に置くのはアレだけど、
とっても楽しい「チャージマン研!」
未見の方は一見の価値ありだぞ!
そして気がつけば本放送40分のうち、10分がOPトークで埋まっている今回。
そのほとんどの話題が「チャージマン研!」
新谷良子さんじゃないけど、時間を見て驚くと思う、普通
先週を引き続き今回もお送りする「○○の××が大好きなの!」
先週は健全な男子の特集でしたが、今週は健全な女子の特集。
案の定、新谷さんの壁ドンスキルが発動。
普通に考えると、暴力的でよくないと思ってしまうのですが、
あれなのか! ※ただしイケメンに限るなのか!
絶望した!壁ドンに絶望した!
そしてゲストに頼っきりで久々にパーソナリティ二人でお送りする「ポジティブですよね~!」
ほんとどう返せばいいんですかね、これ
子供に向かって「悪魔ね!」…って、おい。
もう神谷さんの言う通り、「お前は偽者だ!」
→「バレたか!バリバリバリ……おーれだよ、とっつあーん!」
というルパンごっこをするしかないのでしょうか。
しかしルパンごっこというと、
「一度お店を出る」→「もう一度同じお店に入る」→「俺を見なかったか?」
→「ばかも~ん!そいつがルパンだぁ~!」
色々迷惑だからやっちゃダメだぞ☆なものなのですが、
世間には色んなルパンごっこがある模様。
どっちにしても、ルパンと銭形警部の掛け合いなんだけどね。
そして「こもり上手と呼ばないで」。
こもり上手さんのコーナーだけに、一人の投稿で構成されています
…、コーナーまでこもってしまって大丈夫なんだろうか…。
そして最後の「存在感が臼井君」
国勢調査で調査されませなかったリスナーの投稿。
「非実在老人の温床がここに…!」柄にもなく真面目に思ってしまったのはここだけの話。
国勢調査って書類を対面で渡すだけだから、書類内容はいくらでもごまかせるのよね。
…ってことは、最初から実在していない人を除き老人も作れるわけで。
地味にちょっと怖いなぁ思う今日この頃。