ケロロ軍曹 第11巻


前巻の10巻が出てから約7ヶ月。
ようやく新刊が出ました。

10巻で全話掲載されることのなく、予想外の展開を見せた「ケロロ小隊24時」。
先が非常に気になっていたのですが、11巻ではようやく完結されています。

ただ11巻収録は完結編の一話だけだったので個人的には10巻で
全て掲載して欲しかったケド。

その後の収録話はケロロ小隊と日向家を中心とした話。
ギャグだったりドタバタなものから、ちょっとした人情話まで。
いつも通りの内容といったところでしょうか。

「ケロロ小隊24時」のようなシリアスな展開もいいけど、
こういった話があってこそ「ケロロ軍曹」だなって思います。

ちなみに11巻の作者の巻頭コメントで

ついに11巻目に突入してしまいました。
みなさんのおかげです。ありがとう!
でも最近ちょっとだけ戸惑ってる事があります。
この未知なるヘッポコ宇宙人を論じる大人のひとたちが
「子供のものだ」
「大人のものだ」
「マニアのものだ」
なんて押し付けあうのです。
「みんなのもの」
ではダメなのでしょうか。
少なくても僕は、この宇宙人に遭遇してときから、そう思っています。

というものが。

うーむ、なかなか痛いところ突かれたかも。

あの有名な電車男がアニメの「ケロロ軍曹」が好きだったために、
オタク向けと揶揄され、某巨大掲示板では「子供向け」だとか、
「大人向け」だとちょっとした小競り合いも、少なからずありました。

でも私のようなマニア(オタク含む)も楽しめるようなパロディが
たくさん振り込まれているのに、知り合いの方(40前後?)と
その息子さん(小学生)も楽しめる内容だったら
「○○向け」とムリヤリくくるのではなく、

「みんなのもの」

というのが一番良いのかもしれませんな。


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