今でも時々「saku saku」のことを思い出します。
お~楽しみ!(お~楽しみ!)
宇宙ボックス!(宇宙ボックス!)
時々でいいから「saku saku」のことも思い出して下さい>挨拶
実は木村カエラの初MC番組なんですよ。初期の噛み合わなさはヤバかったけど
個人的には「水曜どうでしょう」とは違った魅力があるのですが、
「バラエティー音楽情報番組」という性質上、再放送に向かない。
そして黒幕が番組を離れたことで、終わった感が凄かったですが……。
CM明けのBGMが「ディスクシステム」の起動音。
異常な「『ファースト』ガンダム」への愛。
「東京タワーより、田無タワー!!」に代表される
都内(23区)と都下(三鷹市他)の対立構造。
今思えば「バラエティー音楽情報番組」とは全く思っていなかったし、
神奈川県の番組なのに、東京都の対立構造の話されても困るのですが、
それはそれで面白かったから不思議なものです。
■saku sakuの出演者、登場キャラクター – Wikipedia
黒幕以外にも「ご意見番(ペパー)」や「浪人生」。
そして「米子(よねこ)」と、どこか素人臭さが抜けないながらも
根性と勢いで乗り切るキャラの濃さも持っていたあたり、
色んな意味で歯車が噛み合っていました。
噛み合いすぎて「音楽情報番組」なことを忘れるぐらいに
…一応、「音楽情報番組」らしいです。
名刺にもそう書かれてあったそうですしお笑い番組じゃないよね?
そんな楽しい。
そんなローカル番組があったことを思い出しました。
そんなわけで見ていた人は時々でいいです。
「saku saku」のことを思い出してくれると嬉しいです。
そして増田ジゴロウ白井ヴィンセントのことを。
完全に余談ではありますが、「saku saku」を降板した増田ジゴロウ。
その後も別番組で中の人を変えて登場していたのですね。
でも結局、黒幕の影響は大きかったようで、
「『saku saku』の増田ジゴロウ」の壁は乗り越えられなかった感があります。
結果的に外見(=白井ヴィンセント)が変わっても、
中身はそのままであるヴィンちゃんが支持されたのは当然の帰結というか。
それはそれで寂しいというか……。
あの「カイジ」の班長ばりの四五六賽。
そんな胡散臭さから放たれる「巨神兵がドーン!」や
「フォッサマグナー!!」が大好きでした。
それもこれも黒幕あってこそなのですが……。
ちなみに増田ジゴロウから白井ヴィンセントに何の問題もなく
世代交代されたかといえば、決してそういうことはなく。
当時のネットは割と微妙な反応でした
ようするに「白井ヴィンセントのキャラが弱い」という意味で。
もちろん中身は黒幕であり、あの濃いキャラのままなので、
心配は杞憂に終わるのですが。
リアルタイムで見ていたけど、ほんとなんだったんだろう。
あの降板騒動……。