焼き鳥にコア欠けにブリッジ失敗品


【懐パーツ】高性能CPUは取り扱いも注意。1.4GHz駆動のAMD「Athlon」

Thunderbirdコアだけに焼き鳥ってね☆

…当時は本当にこのネタが使われていました。
記事内にも書かれていますが、SocketAのAthlonはコアがむき出し。
その為、排熱に失敗するとコアが燃える(物理的に)
(※いわく火は出ないけど、白い煙が出るそうです)
そして、コアが傷つくと結構な率で動かなくなる

そんな焼き鳥の名に相応しいThunderbirdコアのAthlon。
そのThunderbirdコアのAthlonでも最高クロック。
そして最大の爆熱モデルである1.4GHz。
ある意味SocketAのAthlonの集大成とも言えましょう


※その集大成の集い
(友人宅の焼き鳥にコア欠けにブリッジ失敗品の数々)

ユーザー泣かせな仕様でしたが、Intelが苦戦していた時期。
そしてそれらの欠点を補う性能を発揮していただけに、
自作PCユーザーに愛用されていた記憶があります。
(ついでに言うと、値段もIntelより安かった気がする)

次世代モデルのAthlonXPはコア欠けという問題点はそのままでしたが、
低発熱で燃える心配は一気に低減。
(さすがにCPUクーラーを載せないと燃えますが)

さらに後継モデルであるSocket754では、
CPUコアに念願のヒートスプレッダを搭載。
それ以来、焼き鳥やコア欠けの心配をする必要は無くなりました。

今思うとなかなかにトチ狂った世界で苦笑いしか出ないのですが、
CPUではAthlonのAMDがIntelに肉薄していた時期。
またVGAでは、ATIのRADEONが
nVidiaのGeForceに拮抗していた時期でもあり、
選択肢が広く、面白い時期でもありました。

AMDやRADEONは今でもCPUとVGAをリリースしていますし、
PS4といったゲーム機のGPUで頑張っているのですが……。
今の自作PCSはそれぞれIntelとnVidiaの1強状態で、選択肢が無くてな

昔に比べて相性問題やトラブルは無くなりましたが、
選択肢まで無くなるのは寂しいんですよねぇ……。


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