確率も大事だけど、自制心がもっと大事な気がする


出現確率1%のガチャを100回引いても,4割近くの人は全部はずれる。“本当の確率”を読み解いてみよう

確率論なんて数学ⅠAで習うじゃねーか!

というネタにマジレスはともかくとして……。
こういう場合、確率よりも埋没費用とかコンコルド効果と呼ばれる
心理効果が大きい気がするので、あまり確率論で語るべきではない気が。
というか、心理学の領域じゃね?

と、思わずにはいられないのですが、私は心理学に明るいわけでもなく語る資格も無し。
そして(一応は)理系なので、数字の観点から見てみようと思います。

■想像の確率と現実の確率について

【想像の確率】
出現確率1%だったら1回引いたら1%!2回引いたら2%!さらに3回引いたら3%!
100回引いたら100%だ!!!

…ゆで理論かよ!!

なんでや!ウォーズマンかっこいいやろ!

とまぁ、足し算的に考えてしまうのが想像の確率と呼ばれるもの(多分)
問題は現実の確率は掛け算と引き算で考えるというものだということ。

【現実の確率】
全体の確率から(100%)、X回出現確率1%のガチャを回して1回も出ない確率を引き算する
というもの。

つまりは『全体の確率(100%)-出現確率1%のガチャX回回して全て外れの確率』

数字に変換すると
 →100-(99/100)^X*100

もう少し計算しやすくすると
 →(1-(99/100)^X)*100
(※Xは出現確率1%のガチャを回した回数とする)

■想像の確率と現実の確率をグラフするとどうなるの?


という結果に。
気になる点は、回数を重ねるほど確率が乖離すること
(想像の確率はあくまで想像なので、当たり前といえば当たり前なのですが)

この差が「なぜこれだけ引いても出ない!」というストレス原因であり、
出現確率1%のガチャだとなおさら酷いストレスになります。

■結論
正しく確率を理解する必要があるが、最後は心との戦いである

…結局のところ正しく確率を理解しても、心が負けたら意味が無い。
そんな身も蓋もないことを思った次第です。

射幸心を煽られるのは人の性ではありますが、
煽り過ぎもどうかと思うんだ、私

~参考~
【想像の確率】と【現実の確率】の確率表

※Excelに計算をお願いしました。


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