～空からコミケを見てみよう～改

～空からコミケを見てみよう～改

「くもじい、すごい人！あの列は一体なんなの？」
「あれはコミケの一般待機列じゃ。開場前に来た一般参加者はここに並ぶんじゃよ」

「くもじい、どうしてあんなに朝早くから並んでいるの？」
「薄い本、つまり同人誌が目的じゃな。企業ブースと呼ばれる企業出展ブースもあるぞい」

「では早速入ってみるぞい」
｢くもじいじゃ！」

コミケスタッフ：「あ、すいません、通行証お願いします」

くもじい、顔パスに失敗する＞挨拶

どんな場所でも「くもじいじゃ！」の一言で顔パス。
施設でも一軒家でもくもじいの手にかかればどこも顔パスなのに、
くもじいでも突破できないコミケのセキュリティ…、完璧だな！(ﾏﾃ

｢お主何者じゃ！」

…これがやりたかっただけな件についてw

でも、テレビの取材って開場前はいないイメージがあるのですが、
実際のところどうなのかなぁ…。
いつも一般入場で入る時はテレビ局のカメラは見ないし、
一般入場の様子なんてテレビ局的には美味しいところを撮らない以上、
多分、いないと思うのですが。

「くもじい！あの建物は？」
「あれは東京ベイ有明ワシントンホテルじゃ。ここに泊まった参加者は
「見ろ！人がゴミのようだ！」と叫ぶ特権が与えられるんじゃよ。」

「じゃあバルスと叫ぶと崩壊するのね！」
「これ！滅多なことを言うものでない！」

「くもじい！少し離れた建物も同じなの？」
「あれはサンルート有明じゃな。ワシントンホテルと同じく、最前基地になっておるぞい」

「くもじい、その側の建物は何？」
「パナソニックセンター東京じゃよ。
夏には小学生向けの都市動物たんけん隊があったんじゃが、
オタク観察の間違いじゃないかのぉ」

「くもじい、一般待機列とは別に蛇行した列があるわよ？」
「あれはトイレ列じゃ。列捌けの悪さから『最大手』と言われる鬼門じゃよ。
簡易トイレ以外にも橋まで行けばトイレは点在しているが、
場合によっては電車で隣駅まで行くのも手じゃよ」

「くもじい、真夜中から並んでいた人がたくさんいるよ？」
「徹夜組じゃ！冬の東京湾に放り込んでおくんじゃ！
くれぐれも生かして帰すでないぞ！でもあくまで対応はソフトにな。」

「くもじい、民族の大移動が始まったよ！」
「待機列移動の時間になったんじゃ！」

「くもじい、大規模な列なのにスムーズに列が動いているよ？」
「ブロックごとに移動されるテクニックじゃ。
しかし誘導するスタッフの腕だけじゃなく、一般参加者の協力も忘れてはならん」

「くもじい、西棟から禍々しいオーラが！」
「デ○ズニーじゃ！舞浜からの刺客がやってきたんじゃ！」

「くもじい、西駐車場からも禍々しいオーラが！憎しみ？それとも憎悪？」
「あれはなのはブースじゃ！「なのは完売！」と叫びつつ完売に怯えておる。
そこまでして並ぶのは…、愛じゃよ！」

「くもじい！今度は西棟の企業ブースから禍々しいオーラが！」
「戦争じゃ！戦争が起きているんじゃ！昼までこの戦争は収まらんぞ！」

「くもじい、東からフローラルな香りが。一体、何なの～？」
「あれは女性向けのサークルじゃな。
売っている本の内容は…知らん！！」

「くもじい、東にすごい長蛇の列があるわよ？」
「あれは上海アリス幻樂団じゃよ。「東方」と呼ばれる総本山じゃ。」

「くもじい！今度はビッグサイト全体に瘴気が！」
「くもみ！漢祭りが始まったんじゃ！
夏には館内でコミケ雲が発生しちょる！」