ドージンワーク 第1巻
今、ネット界の片隅(同人関係)で話題の本。
(詳しくはこことかここで)
とらのあなで見つけたので買ってきました。
ちなみに同店舗には作者のサークル「自称清純派」の総集編同人誌が。
あざといというか、商売上手というか。
で、読んでみましたが面白いですね。
なまじ同人活動している人から色々と話を聞いているだけに。
特に売る側に視点でリアルすぎる気が。(一応、少しだけ売り子経験あり)
似たような漫画に漫画版「こみっくパーティー」がありますが、
こちらは恋愛中心ではなく、あくまで同人誌を作って即売会で売るまでを中心に
ギャグを交えながら描いているので、今までに無かったタイプ。
なんていうかアイディア勝ちな印象の漫画だと思う。
もう少し恋愛中心の内容にしていたら微妙な作品になったかもしれません。
これからも1巻のようなノリで描いてくれれば2巻も期待が持てそうです。
そういや作中に絵をうまくなるためにはというヒロインの質問に対して、
「とにかくたくさん描くこと(目標にしている絵があるとなお良し)」
との答えていましたが、又聞きした限り絵師の方々はみんな同じことを言っていますな。
高校のときの友人でコミケで同人誌を出した友人も最初の絵が結構酷かったけど、
コミケに参加する頃にはうまくなっていましたっけ。
やはり「好きこそものの上手なれ」ということかもしれません。
そんな日々成長していく絵師やライターが、昔自分の書いた絵や小説を見ると
微妙な気分にさせられると聞きますが実際はどうな風に思っているのでしょう?
絵師でもライターでもない私の場合、昨日の日記を見ただけで鬱になります。