げんしけんDVDBOX2
げんしけん本編はあらゆるところで語り尽くされているので、
今回はくじびきアンバランスのみに絞ってみようと思います。
二十一籤目「大総集編」
BOX1の特典は一籤目だっただけにいきなり置いていかれた気分に。
舞台は馴染みの手打ちそば屋の「梅屋」から始まる。
千尋たち4人は過酷な戦いを振り返るという
二十籤目までの内容を補完する形になっており、
総集編としては非常にオーソドックスな形。
戦いの内容は
ガリベンチームとサッカー対決
アキバ系チームとホームページヒット数対決
モヤシチームとサウナ暑さ対決
力士チームと冷蔵庫寒さ対決
石田組(何故か7人構成)とサバイバルゲーム対決
聖歌隊チームとカラオケ対決
エルド星人チームと水泳対決
食いタンの豹との麻雀対決
魔女っ娘チームとRPG対決
の順番。
中でも注目すべきは石田組とのサバイバルゲーム対決。
硬派を自認し、硬派再興を野望にもつ石田。
その石田組のリーダー石田の声は「ヘルシング」のアーカード、
「ケロロ軍曹」のギロロ伍長でおなじみのあの中田譲治。
↑こいつが石田
あの声で
「硬派の再興はこの一線にありっ!
軟弱の蔓延した忌まわしい時代に終止符を打とうではないかっ!」
なんて言われた日にはこのセリフだけで三杯の飯が食えるってもんです。
その他にも
「もたもたするなっ!この足手まといめ!」
「貴様のようなふぬけには無理だっ!」
「ぬけさくのウジ虫どもっ!」
など中田譲治ファンにはたまらないセリフがもりだくさん。
結局最後は硬派に嫌気が差し、愛に生きると宣言された部下が
秋山時乃チームに寝返ってしまい、敗北してしまうのですが
その最後も
「我々が負けた相手は時代だ、秋山時乃ではない」
と言って自決。
(といってもBB弾なので死にませんが)
最後まで期待を裏切らないあたりはさすがです。
もう一つ注目すべきは聖歌隊チームとのカラオケ対決。
聖歌隊チームは日頃の練習の成果をみせて100点中99点をたたき出す。
それに対して歌うのは時乃、歌に関してはそれなり自信がある模様。
しかしこれがトンデモないくらいにド下手。
カラオケルームにいた千尋たちと聖歌隊の皆様は気絶(一人嘔吐)
街のカラスは鳴きわめき
赤ん坊は泣きやまず
まだ花の咲いていないつぼみが突然開花
街では車が玉突き事故が起こし
猫がいきり立ち
さらに学校中の生徒たちが倒れ(内一人心臓発作)
何かの異常を感じたネズミの大群が街から逃げ出す
落ちてゆくさきほどのカラスと花・・・
そしてカラオケルームと街中のガラス、カラオケ機を破壊して終了。
秋山時乃、恐ろしい子・・・。
ちなみに歌っているのは秋山時乃役の神田朱未ではなくあの中田譲治
これのせいで二十一籤目終盤の
千尋が時乃たちと親密な雰囲気に
いたたまれなくなった会長の葛藤や
会長とアレックスの緊迫した展開、
副会長の派手なアクションシーン
という後の話として重要であるはずの出来事がどうでもよくなりました。
中田譲治、恐ろしい子・・・。
結論:譲治かわいいよ譲治(ヲイ
それはそれとしてくじびきアンバランス二十一籤目、
DVDBOXのおまけとしては非常に満足出来るものでした。
ただBOXが高いことを考えると万人にオススメできないのが残念です。
お金が無くて、どうしても見たい人は身近に持っている人を探しましょう。
特に中田譲治ファンは必見だぞっ!w