フィリピン版「超電磁マシーン ボルテスⅤ」のトレーラーがスゴイ
フィリピンの実写版「超電磁マシーン ボルテスⅤ」のトレーラー
フィリピンで「ボルテスⅤ」といえば、国民的アニメ。
最高視聴率58%を叩き出したとか、
主題歌を歌っている堀江美都子さんが国賓待遇だったとか、
主題歌が国家の次くらいに知名度が高いとか
実は「ボルテスⅤ」の影響で、
時の独裁政権であるマルコス政権が倒れたなんてジョークも
(物語終盤の展開が、革命を示唆する内容であったことに恐れたのは事実らしい)
■「ボルテスV」はフィリピン、「ジャスピオン」はブラジル~意外な国で、意外な番組が人気な話(お互いに) – Togetter
みんな主題歌が歌えるのが素敵
何故かといえば、本編は吹き替えでもOPとEDはそのままだから
なので、「ボルテスⅤ」でいえば、堀江美都子さんの歌がそのまま。
特に話題になっていないので調べようがありませんが、
多分、制作クレジットもそのままだと思います
少なくても私がシンガポールで見たカートゥーンの「赤ずきんチャチャ」はそれでした。
本編は英語で吹き替えされていたものの、OP主題歌とクレジットはそのまま。
まさかシンガポールのTVで、SMAPの曲が聴けるとは思わなかったよ
ちなみにその時の見た本編。
魔法でブタを出そうとして、
間違えてお鍋のフタを出すという失敗シーンがあるのですが、
英語吹き替えでは完全に意味不明になっているのが玉にキズ
……日本語前提の作品だからね、仕方ないね♂
話題は戻ってフィリピンにおける「ボルテスⅤ」
日本のアニメは世界各国の放送局に放送権が販売され、各国語での吹き替えで放送されている。本作品も同じく世界各国で放送されたが、1978年に放送を開始したフィリピンでは特に大人気で(フィリピン国営放送で毎週金曜日18:00-18:30(現地時間)に放映された)、最高視聴率が58%[注 19]を記録した。当時テレビアニメといえばアメリカ作品しかなかったフィリピンでは、子供たちにとって『ボルテスV』の登場は衝撃的な出来事であったらしい。さらには『ボルテスV』の成功を契機に、フィリピンに次々と日本のロボットアニメが輸入されることになった。
そんなわけで「ボルテスⅤ」はフィリピンの方々にとっては思い入れが深い作品。
当然、実写版を制作するにあたっては気合が入らないわけがないわけで
当時、もとい昭和な雰囲気の基地やボルトマシンを再現しただけでなく、
ヒロイックさをガチで表現しているのは、ボルテスⅤ愛が伝わってきます
若干、愛が重すぎる気がしますが
正直、どんな出来になるかはさっぱり分かりませんが、
タイトルが日本語で「ボルテスⅤ」から「VOLTES Ⅴ」に変わっているあたり、
原作であるアニメに対してリスペクトがすごい模様
日本でも公開される日が来るのか。
少し楽しみです。
>実写版「超電磁マシーン ボルテスⅤ」
普通に見たい(小並感)
ぶっちゃけ、東南アジアで日本の作品を映画化したものといえば
「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」みたいなものぐらいしか知らなかったので、
「なんか『コレジャナイ』感溢れる残念な出来…(・・;)」みたいな、
古臭いステレオタイプなイメージがありましたが
(とはいえ、上記作品も特撮自体は出来は良いと聞き及んでおります)、
これはもはや日本の映画のそれと全く遜色はありませんな!Σ(゚Д゚)
…てか、ぶっちゃけ日本の作品よりクオリティは上じゃね?(;´∀`)
ちゃんと頭頂部にお城が乗っかってるスカールーク
(冒頭に出てくる骸骨型の戦艦。口からドリルも出るぞ!w)や、
蛇腹剣のようにメカニカルに展開される天空剣など、
スパロボでちょっと触っただけの私でもわかるほど
作り手側の愛をビンビンに感じますからねぇ…。
>フィリピンで「ボルテスⅤ」といえば、国民的アニメ。
たしか、カタログか「コミケットプレス」の記事だったと思うのですが、
共同代表の一人(たしか市川さんだったような)が、
「日本の昔のアニメや特撮の放送権が発展途上国に売られて、向こうの国では娯楽が少ない上に予算の都合で放送権を買える作品数も限られているため、何年も同じ作品をヘビーローテーションで繰り返し放送するようになり、結果的に『日本の古いアニメや特撮を、向こうの国では幅広い世代が何故かみんな知っている』という現象が起こる」
…みたいなことを仰っていたのを思い出しました
(うろ覚えなので、間違っていたらごめんなさい)。
フィリピンの「ボルテスV」もおそらくは同じような経緯を辿ったうちの
一作なのでしょうが、それにしたっても凄まじい人気だなや…(;’∀’)
>(物語終盤の展開が、革命を示唆する内容であったことに恐れたのは事実らしい)
このテの作品は大抵「主人公たちが地球を守り抜いて終了」というのが
鉄板かつ定番ですが、ボルテスはさらにもう一歩踏み込んでおり、
「ボルテスチームが敵の本拠地に逆侵攻をかける」展開になるそうです。
また、敵の異星人であるボアザン星人の中には、暴君である
皇帝ズ・ザンバジル(ライバルであるプリンス・ハイネルの叔父)の
横暴を快く思わない和平派のボアザン星人も少なからず存在しており、
彼らが組織した反乱軍とボルテスVの共闘も見どころだそうで、
「圧政を敷く独裁者に抵抗する反乱軍」という図式を
時の権力者であるフェルディナンド・マルコスが危険視した、
という話も、あながち間違いではないのかもしれませんねぇ…。
…とはいえ、同じぐらいの時期に同じく東南アジアのカンボジアを
恐怖のどん底に陥れた史上最低最悪のアカ野郎のポル・ポトに比べれば、
マルコスはよっぽどマシな部類の独裁者だったとも思いますが…。
>ボルテスⅤ愛
ボルテス愛といえばニンテンドーDSの「スパロボL」を思い出しますが、
こちらはそんなもん(失礼)を軽く超えるクオリティでござった件w
「スパロボL」でのボルテスは所謂「いるだけ参戦」の部類なのですが、
「ボアザン本星での決着後(=原作終了後)、地球に帰還するために行ったワープがトラブった挙句、なんやかやで次元を超えて異世界(「マクロスF」の世界)に飛ばされてしまい、フロンティア船団に拾われてS.M.Sに一時的に所属することになる」
…というぶっとび展開が最序盤の時点で繰り広げられるため、
いるだけ参戦の割にボルテスの面々はメチャクチャ目立つんですよねーw
ニンテンドーDSは技術の問題でボイスが出ないことを逆手に取って、
早乙女アルトらS.M.Sのメンバーとの専用の援護セリフもありますし、
敵であるバジュラとも専用の戦闘セリフが用意されているなど
(ストーリーパートでランカやシェリルと会話するシーンもあります)、
あまりにボルテス勢が自然に馴染み過ぎているせいで、
当時マクロスFの小説版を執筆していた作家の小太刀右京先生も、
S.M.Sにボルテスチームが普通にいることを前提に原稿を書きそうになり、
途中で気付いて慌てて修正した旨をブログで暴露したことがありますw
今後、このフィリピン版ボルテスVが発表された後は、
願わくば何らかの形でスパロボにも参戦させてもらいたいですねぇ…。
>Sasaさん
確かに普通に見たいですねw
どうにか日本公開までこぎつけると良いのですが……。
>「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」
ハヌマーンですね、分かります。
訴訟沙汰になっているのは知っていましたが、
黒歴史になっているのには知りませんでした。
確かに色々と自由にやり過ぎていた時代ではありますが……。
>(冒頭に出てくる骸骨型の戦艦。口からドリルも出るぞ!w)
グレンラガンと戦って欲しい(マテ
多分、スパロボだったら可能なんでしょうねw
>カタログか「コミケットプレス」の記事
静岡の「キテレツ」もびっくりですねw
その方式のおかげで広い世代に認知されたのもありますが、
何故ゆえ「ボルテスⅤ」がそこまでヒットしたのか。
「ボルテスⅤ」の出来の良さだけでなく、娯楽に飢えていたのも大きいのかもしれませんねぇ。
>「ボルテスチームが敵の本拠地に逆侵攻をかける」展開
ボアザン星自体が、暴君以外にも極端な貴族制度になっていて、
角のありなしで奴隷扱いされるクソな星なのもあり、
ボアザン側にも不平不満を持つ人達が多い。
という土壌も大きいんでしょうね。
>フェルディナンド・マルコス
20年にわたって政権を牛耳っていたおかげで、
贅沢の限りを尽くしていたとも言われていますな。
その一方で史上最低最悪のアカ野郎のポル・ポトはそういうものとは無縁らしく、
別段、私腹を肥やしてはいなかったそうで。
案外、ベクトルが違ったのも大きいのかもしれませんな。
まぁ、ガチでヤベー奴なので養護するつもりもないのですが……>ポル・ポト
>「スパロボL」
メインストーリーは無いけど、参戦だと空気になりがちですが、
そこまで来ると、完全に「マクロスF」の登場人物ですねw
バジュラ相手にも、ボルテスⅤなら百人力ですなw
ていうか、どっかのSDガンダム達みたいなことになっているような……w
>願わくば何らかの形でスパロボにも参戦させてもらいたいですねぇ…。
ダンクーガやジーグみたいに、新旧共演したら熱そうですねw