同人誌の著作権許可代行は成り立たないと思う(色んな意味で)


トイレが近いわけでもないのに、お腹が痛い>挨拶

とりあえず胃薬を飲んで何とかしていますが、
神経性胃炎…では無いと思うし、かといって悪い物を食べたわけではないのですが…。
痛いのが続くようならば、病院で1回診てもらおう、そうしよう。

「同人誌の著作権許可代行ビジネスをやりたいので、話聞きたいのでお時間ください。」との電話が編集部の私宛に…。作家さん・編集部それぞれの考え方あるから白黒は難しいのでは…と普通に対応したら、ハッキリさせたいビジネスモデルを追求したいみたい。ワンフェスぐらい調べてから来なさいと諭す。

日中に会社の編集部の電話にかけてきてコミケの人としても相談乗ってくださいというのは、もう間違ってると思うのだ。蛮勇というか、物知らなさすぎ。白と黒の間にはグレーなゾーンがあるのです。暑いと寒いの間が過ごしやすいと思うのです。

こういう時、職場が割れているのは大変やね(違

論点が違いますか、そうですか…。
どちらにしても、勤め先で働いている時に、
業務に無関係な電話をするのはさすがに失礼。
さらに同人誌の著作権許可代行といっても、作家や編集部次第。
ぶっちゃげ千差万別なので、ハッキリさせることは無理だろ

…なのでは?
と、素人の私でも思うのですが…。
TPPの件で、著作権の非親告化について国会の審議に挙がったことがありますし、
興味を持つ人が出てくるのは普通だと思います。

が、同人誌はあくまでもファン活動。
編集部としては同人誌の存在自体知らない【設定】なので、
編集部に「同人誌を出したい」と許可を求めたところで許可は出せないし、
【公式と勘違いされるような同人誌】(ポケモン同人誌裁判)や
【同人グッズ】のように公式の割を喰うような物には容赦はしない

それを知っていたら、とても同人誌の著作権許可代行ビジネスをやろうとは
思わないと思うのですが…。

一番形が近いのはワンフェスの当日版権システムですが、
(だから筆谷共同代表もワンフェスについて調べるように薦めている)

版権の手引き – ワンダーフェスティバル – kaiyodo.net(PDFファイル)

当日版権予備申請:3月10日

当日版権本申請:5月11日

搬入日:7月25日
開催日:7月26日

と、ワンフェス当日の4ヶ月半前から申請が必要。

コミケの場合、サークル当選が通知が出るのが大体2ヶ月前ですし、
サークルが本を出すタイミングを考えると若干無理があるような。

…まぁ、サークルカット描いているのが、
半年前じゃねぇかと言われればそれまでですがw

そして歴史を見れば分かるように、
立体物の版権元とアマチュアが利益を食い合う構造。
(2次創作の同人誌は立体物に比べれば、
版権元の利益を喰い合うのはまだ少ない方)
非常に泥縄式でありいびつな構造。

コミケもコミケで似たような物言われると反論出来ませんし、
当日版権もワンフェス側で着地点を模索した成果ではあるのですが、
コミケにそのままとはいかないように感じます。

当日版権はコミケにそぐわないという話-今日の言わせれ

3年半前に詳しく簡潔に書かれていた件について

世の中そんなもんです、多分。
どちらにしても、ワンフェスのような当日版権システムはあれど、
2次創作内容と作家・編集部の対応は千差万別で、
著作権許可のシステムが複雑になる以上、ビジネスにはならない気が…。

あと、最後に書くのもアレですが、
一部のサークルを除いて赤字かトントンだから顧客としては旨味ないよ(マテ
(その一部のサークルを狙っているのでしょうが)


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